ママ振袖vsレンタル!どちらがお得?後悔しない選び方のポイントとは
ママ振袖がうちにあるけれど、レンタル振袖とどちらがよいか、迷っている方は少なくないでしょう。本記事では、ママ振袖と振袖レンタルとを比較し、どちらがお得か検討してみました。あわせて、振袖選びのポイントも解説していますので、ママ振袖とレンタルで迷っている方はぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
ママ振袖とレンタル振袖はどちらがお得?
ママ振袖は、母親から譲り受けた振袖です。レンタル振袖とどちらがお得であるか、それぞれのメリット・デメリットを知ることで比較検討してみましょう。
ママ振袖のメリット・デメリット
ママ振袖のメリットは、手持ちの振袖を使用することになるため、費用を抑えられます。また、振袖以外の小物も揃っているのならば、着付けとヘアセットだけで済むので、準備がとても簡単です。
お母さん、おばあちゃんと思い出が共有できるほか、高品質で流行のデザインとは違うため、ほかの人と被りにくいでしょう。デメリットは、メンテナンスに手間がかかること、流行のデザインとは違う、時代に合ったデザインではない可能性があることです。
以上のことをまとめると、費用面とデザインの独自性においては、ママ振袖のほうがお得なことが多いでしょう。
レンタル振袖のメリット・デメリット
レンタル振袖のメリットは、手入れの手間がかからないことです。保管の必要がなく、当日の着付けや記念写真もセットプランになっていることが多いため、お得な場合もあります。
デメリットは、振袖を着られるのはレンタル期間だけであること、ほかの人と被る可能性があること、品質がやや落ちることです。以上のことから、手間がかからないことと流行のデザインを自由に選択できる面では、レンタル振袖がお得だといえるでしょう。
ママ振袖とレンタル振袖で迷っている場合の選び方
ママ振袖とレンタルで迷っている場合、費用、流行のデザイン、メンテナンスの手間についてそれぞれの特徴を知り、検討することをおすすめします。ここでは、ママ振袖とレンタル振袖のどちらか選ぶときのポイント3つを解説していきます。
費用
費用面では先に述べた通りで、ママ振袖のほうがお得です。具体的には、ママ振袖が約5万円~10万円、レンタル振袖が約15万円~25万円です。ママ振袖の場合、お直しやメンテナンスの費用が不要であれば安く済みます。
デザイン
デザイン性でいえば、レンタル振袖は豊富なデザインのなかから、流行を取り入れたものを含めて選択できるため、自由度が高いです。ママ振袖の多くは古典柄ですが、上品で凛とした美しさを引き立てられます。
それぞれの好みにもよりますが、最先端の流行を取り入れたい場合は、やはりレンタル振袖を選択するとよいでしょう。
メンテナンスの手間
ママ振袖は、クリーニングやシミ抜きなどお手入れが必要であることや、汚れがひどい場合はお直し代がかかってしまうことに注意が必要です。
その点、レンタル振袖は、着る前も着たあとも、クリーニングやお直しなどのメンテナンスの手間がかからず、便利です。メンテナンスの手間を考えると、レンタル振袖のほうが気軽に利用できるかもしれません。
ママ振袖を着るときに考えるべきポイント
ママ振袖を選択し、着るときには考慮すべきポイントがあります。ここではそのポイントを2つ紹介します。
そのまま着られるか
お母さんと同じような体型であれば、そのまま着られるかもしれませんが、サイズが合わないときれいに着られないため、お直しが必要です。身丈はおはしょりが作れるかどうかで確認しましょう。袂は、くるぶしの長さになるとよいとされています。
袖の長さや身幅が合うかなど、一度サイズを確認しておきましょう。また、保管状態もチェックしましょう。シミや傷、汚れがあればお直しが必要になります。サイズ直しやシミや傷などのお直しが必要な場合、コストと振袖準備の時間がかかることに注意が必要です。
流行のアレンジで着こなす
ママ振袖を着るときに、流行を取り入れたコーディネートを考えるとよいでしょう。小物でさまざまなアレンジが可能です。とくに帯は華やかさを出せるので、印象的なコーディネートが可能です。半衿や重ね衿も同様に華やかさを引き立てます。
豪華な飾りのついた帯締めを使用したり、厚底の草履や刺繍のある足袋を使用したりすると、現代風のコーディネートになるでしょう。帯地のバッグも品のあるコーディネートにはおすすめです。
まとめ
ママ振袖とレンタル振袖には、どちらにもメリットとデメリットがあります。費用面で考えるならばママ振袖が安く済みそうですが、お直しやアレンジコーディネートにこだわった場合は、レンタルよりも高額になるケースもしばしばあります。レンタル振袖の場合、事前のお直しや着た後のメンテナンスに手間がかからず、流行を取り入れた振袖を気軽に着られるというメリットがあります。どちらも魅力的な振袖の着こなしが可能なので、費用面、デザイン性や流行、品質、メンテナンスの手間などを考慮したうえで、後悔しない振袖選びをじっくり検討してみてください。